くすりのしおり

内服剤
2015年1月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ストロメクトール錠3mg
 主成分:
イベルメクチン(Ivermectin)
 剤形:
白色の錠剤、直径5.6mm、厚さ2.0mm
 シート記載:
ストロメクトール3mg、MSD32、STROMECTOL3mg

この薬の作用と効果について

寄生虫(糞線虫、ヒゼンダニ)に作用し、麻痺を起こし、寄生虫を死にいたらせ、駆除します。
通常、腸管糞線虫症、疥癬の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。易感染性(HIV感染およびHTLV-1感染も含む)、オンコセルカ症またはロア糸状虫症である。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 腸管糞線虫症:通常、成人は1回当たり主成分として約200μg/kgを2週間間隔で2回空腹時に水で服用します。
    疥癬
    :通常、成人は1回当たり主成分として約200μg/kgを空腹時に水で服用します。
    本剤は1錠中に主成分3mgを含む製剤です。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時の空腹時に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 治療初期に一時的にかゆみが増悪することがあります。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、吐き気、嘔吐、肝機能異常、かゆみ、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 高熱(38℃以上)、眼の充血、唇のただれ[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 体がだるい、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 鼻血、歯ぐきの出血、手足などの皮下出血[血小板減少]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。