くすりのしおり

内服剤
2019年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
シベノール錠50mg
 主成分:
シベンゾリンコハク酸塩(Cibenzoline succinate)
 剤形:
白色の錠剤、直径6.1mm、厚さ3.1mm
 シート記載:
(表)シベノール50mg、(裏)シベノール50、302、50mg、シベンゾリン(Cibenzoline)

この薬の作用と効果について

心筋のNaチャネル抑制作用(膜安定化作用)と、活動電位持続時間を延長させることにより、脈を正常化させます。
通常、不整脈の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心臓病、透析中、閉塞隅角緑内障、尿がでにくい。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回2錠(主成分として100mg)から1日3回服用を開始し、効果が不十分な場合は1回3錠(主成分として150mg)まで増量され1日3回服用します。年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に通常飲む時間が近い場合は1回とばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • めまい、ふらつきが起こることがありますので、車の運転や機械の操作、高所での作業などはさけてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、紅斑、そう痒感、口渇、胃部不快感、ふらつきなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • めまい、胸が痛い、動悸[催不整脈作用]
  • 顔色が青白い、冷汗、立ちくらみ[ショック、アナフィラキシー]
  • 息切れ、全身のむくみ、咳が出る[心不全]
  • 発汗、寒気、動悸[低血糖]
  • 全身がだるい、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる[循環不全による肝障害、肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。