くすりのしおり

内服剤
2016年3月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ウテメリン錠5mg
 主成分:
リトドリン塩酸塩(Ritodrine hydrochloride)
 剤形:
白色の錠剤、直径7.2mm、厚さ3.8mm
 シート記載:
切迫流・早産治療剤、ウテメリン5mg、 妊婦専用、UT、For pregnant women only、(おくすり情報)まっててね。わたしの赤ちゃん

この薬の作用と効果について

アドレナリンβ受容体刺激作用によるカルシウムイオン取り込み促進作用により、子宮の異常収縮を抑え、下腹部の張った感じや痛みなどを改善します。
通常、切迫流・早産の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。子宮出血、高血圧、甲状腺機能亢進症、心疾患、糖尿病、肺高血圧、緊張性(強直性)筋ジストロフィー
  • 妊娠(妊娠16週未満)または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1回1錠(主成分として5mg)を1日3回食後に服用しますが、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、心悸亢進(動悸)、手指振戦、吐き気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 筋肉の痛み、力がぬける、尿が赤褐色になる[横紋筋融解症]
  • 倦怠感、歯ぐきの出血、あざができる[汎血球減少]
  • 激しい喉の渇き、多飲、多尿[高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。