くすりのしおり

内服剤
2010年6月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ロルカム錠2mg
 主成分:
ロルノキシカム(Lornoxicam)
 剤形:
白色の錠剤、直径約6.0mm、厚さ約2.6mm
 シート記載:
T742

この薬の作用と効果について

プロスタグランジン(炎症を起こしたり痛みを増強する物質)の産生を抑制することにより、炎症や痛みをやわらげる作用(消炎、鎮痛)があります。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、手術後、外傷後、抜歯後の消炎・鎮痛に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍、血液の異常、肝障害、腎障害、心機能不全、高血圧症、アスピリン喘息またはその既往歴、気管支喘息、潰瘍性大腸炎、クローン病
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎:通常、成人は1回2錠(主成分として4mg)を1日3回食後に服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状などによって適宜増減されますが、1日9錠(18mg)が上限とされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
    手術後、外傷後、抜歯後
    :通常、成人は1回4錠(主成分として8mg)を痛みのあるときに服用しますが、1回4錠(8mg)まで、1日12錠(24mg)まで、投与期間は3日間が上限とされています。また、空腹時の服用は避けてください。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合には、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、腹痛、腹部不快感、吐き気、胃炎、肝機能異常、発疹、むくみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 腹痛、嘔吐、吐血・下血[消化性潰瘍、小腸・大腸潰瘍]
  • 蕁麻疹、目や口唇周囲の腫れ、呼吸困難[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 皮膚の赤い発疹、痛みを伴った粘膜疹、眼球結膜の充血[皮膚粘膜眼症候群]
  • むくみ、尿量減少、血尿[急性腎不全]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる)[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。