くすりのしおり

内服剤
2014年10月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
コカールドライシロップ40%
 主成分:
アセトアミノフェン(Acetaminophen)
 剤形:
だいだい色のドライシロップ剤
 シート記載:
(0.25g分包)コカールドライシロップ40%、100mg/0.25g、Sc114
(0.5g分包)コカールドライシロップ40%、200mg/0.5g、Sc115

この薬の作用と効果について

中枢性の解熱鎮痛作用があり、体水分の移動と末梢血管の拡張により、発汗を伴って熱を下げます。
通常、各種疼痛(頭痛、神経痛、筋肉痛など)や変形性関節症の鎮痛、急性上気道炎や小児科領域の解熱・鎮痛に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍、血液の異常、肝障害、腎障害、心機能不全、アスピリン喘息またはその既往歴がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 頭痛、耳痛、症候性神経痛、腰痛症、筋肉痛、打撲痛、捻挫痛、月経痛、分娩後痛、がんによる疼痛、歯痛、歯科治療後の疼痛、変形性関節症:通常、成人は1回0.75〜2.5g(主成分として300〜1,000mg)を服用し、服用間隔は4〜6時間以上とします。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されますが、1日最大10g(4,000mg)が限度とされています。空腹時の服用は避けてください。
    急性上気道炎の解熱・鎮痛
    :通常、成人は1回0.75〜1.25g(主成分として300〜500mg)を服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、原則として1日2回まで、1日最大3.75g(1,500mg)が限度とされています。空腹時の服用は避けてください。
    小児科領域における解熱・鎮痛
    :通常、乳児、幼児および小児は体重1kgあたり1回0.025〜0.0375g(主成分として10〜15mg)を服用し、服用間隔は4〜6時間以上とします。年齢・症状により適宜増減されますが、体重1kgあたり1日最大0.15g(60mg)が限度とされています。ただし成人の用量〔1回最大1.25g(500mg)、1日最大3.75g(1,500mg)〕を超えることはありません。空腹時の服用は避けてください。
    いずれも、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 通常、水に溶かして服用しますが、そのまま服用することもできます。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点でできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に通常飲む時間が近い場合は1回とばして、次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • アルコールにより肝障害をおこすことがありますので、服用中の飲酒は控えてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、血小板機能低下(血が止まりにくい)、過敏症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔面蒼白・冷汗、呼吸困難、蕁麻疹[ショック、アナフィラキシー]
  • 発熱、粘膜の発赤・びらん、紅斑[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症]
  • 息苦しさ、喘鳴(ヒューヒュー音)、呼吸困難[喘息発作の誘発]
  • 全身けん怠感、吐き気、皮膚や結膜などが黄色くなる[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • のどの痛み、発熱[顆粒球減少症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。