くすりのしおり

外用剤
2014年10月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アルピニー坐剤100
 主成分:
アセトアミノフェン(Acetaminophen)
 剤形:
白色の坐剤、最大径9.3mm、長さ24.0mm
 シート記載:
アルピニー坐剤100、100mg

この薬の作用と効果について

中枢性の解熱鎮痛作用があり、体水分の移動と末梢血管の拡張により発汗を伴って熱を下げ、痛覚閾値を上げて痛みを和らげます。
通常、小児科領域の解熱・鎮痛に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血液の異常、肝障害、腎障害、心機能不全、アスピリン喘息またはその既往歴がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、乳児、幼児、および小児は体重1kgあたり主成分として1回10〜15mgを直腸内に挿入します。使用間隔は4〜6時間以上とし、体重1kgあたり1日最大60mgが限度とされています。年齢・症状により適宜増減されますが、1回最大500mg、1日最大1,500mgを超えることはありません。
    この薬は1個中に主成分100mgを含有します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 使用する前に、できるだけ排便を済ませ、肛門から挿入してください。決して飲まないでください。容器から薬を取り出した後、太い方から指で直腸まで押し込んでください。
  • 使い忘れた場合は、気がついた時点で1回分を使用してください。また、次回使用するときは必ず4〜6時間は間隔をあけてください。絶対に2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、低体温、下痢、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔面蒼白・冷汗、呼吸困難、蕁麻疹[ショック、アナフィラキシー]
  • 発熱、粘膜の発赤・びらん、紅斑[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症]
  • 全身けん怠感、吐き気、皮膚や結膜などが黄色くなる[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 息苦しさ、喘鳴(ヒューヒュー音)、呼吸困難[喘息発作の誘発]
  • のどの痛み、発熱[顆粒球減少症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けてなるべく冷所で保管してください(35℃前後で融解)。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。