くすりのしおり

外用剤
2013年6月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
チモロール点眼液T0.25%
 主成分:
チモロールマレイン酸塩(Timolol maleate)
 剤形:
無色澄明の点眼剤(キャップ)青色、(ラベル)青色、(本体)澄明
 シート記載:
チモロール点眼液T0.25%、5mL

この薬の作用と効果について

β受容体遮断作用によって房水の産生を減らすことにより、眼圧を下げ、緑内障による視野の悪化を抑えます。
通常、緑内障、高眼圧症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。気管支喘息またはその既往歴、気管支痙攣、慢性閉塞性肺疾患、心不全、洞性徐脈、房室ブロック、心原性ショック、糖尿病がある。コンタクトレンズを使用している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、0.25%製剤を1回1滴、1日2回点眼します。なお、十分な効果が得られない場合は、0.5%製剤を用いて1回1滴1日2回点眼します。本剤は0.25%製剤です。必ず指示された点眼方法に従ってください。
  • 点眼するときは、容器の先がまぶたやまつげに触れないように注意してください。点眼後、目を閉じ1〜5分間目がしらを指先でおさえてください。ほかの目薬も使う場合は、前の目薬を点眼してから5分以上間をあけてください。
  • 点眼を忘れた場合は、気がついた時にすぐに1回分を点眼してください。ただし、次に通常点眼する時間が近い場合は点眼せずに、次の点眼時間から1回分を点眼してください。2回分を一度に点眼してはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使用するのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、眼刺激症状(しみる)、角膜障害、霧視(かすむ)、徐脈(脈がおそい)、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 目の異物感、眼痛、結膜充血[眼類天疱瘡]
  • 息切れ、息苦しい、喘鳴(ヒューヒュー音)[気管支痙攣、呼吸困難、呼吸不全]
  • 呼吸困難、意識消失、立ちくらみ[心ブロック、うっ血性心不全、脳虚血、心停止、脳血管障害]
  • 発熱、顔の紅斑、光線過敏症[全身性エリテマトーデス]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて遮光袋に入れて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。