くすりのしおり

内服剤
2019年5月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
プラミペキソール塩酸塩錠0.5mg「FFP」[ドパミン作動性パーキンソン病治療剤]
 主成分:
プラミペキソール塩酸塩水和物(Pramipexole hydrochloride hydrate)
 剤形:
白色の錠剤、直径約7.0mm、厚さ約3.1mm
 シート記載:
(表)プラミペキソール塩酸塩 0.5mg「FFP」、プラミペキソール、0.5mg、0.5mg「FFP」
(裏)Pramipexole Hydrochloride 0.5mg「FFP」、プラミペキソール塩酸塩、0.5mg

この薬の作用と効果について

脳内のドパミンD2受容体を刺激することにより、抗パーキンソン病作用を示し、ふるえ、筋肉のこわばり、手動作が遅くなる、姿勢障害などの症状を改善します。
通常、パーキンソン病の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、心疾患またはその既往歴、低血圧症がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日量主成分として0.25mgから服用しはじめ、2週目は1日量1錠(主成分として0.5mg)を服用し、以後経過をみながら1週間ごとに1日量1錠(0.5mg)ずつ増量され、維持量(標準1日量3〜9錠(1.5〜4.5mg))が決められます。1日量が3錠(1.5mg)未満の場合は2回に分け朝夕食後に、3錠(1.5mg)以上の場合は3回に分け毎食後に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日9錠(4.5mg)を超えることはありません。本剤は1錠中に主成分を0.5mg含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 前兆のない突発性睡眠などがあらわれることがありますので、高所作業、車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないでください。
  • アルコールにより薬の作用が強くあらわれることがありますので、なるべく避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、ジスキネジア(舌を動かしたり、出し入れしたり、絶えず噛むような口の動きなど)、傾眠、はきけ、消化不良、便秘などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 前兆のない急な眠り込み[突発性睡眠]
  • 根拠のない主観的な思い込み、軽い意識障害、幻覚[幻覚、妄想、せん妄、激越、錯乱]
  • 痙攣、意識障害、全身倦怠感[抗利尿ホルモン不適分泌症候群]
  • 急激な発熱、筋肉のこわばり、手足の震え[悪性症候群]
  • 手足の筋肉の痛み、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。