くすりのしおり

注射剤
2019年5月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
リサイオ点滴静注液100mg
 主成分:
チオテパ(Thiotepa)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

細胞のDNA合成を阻害することなどにより、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、小児悪性固形腫瘍における自家造血幹細胞移植の前治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。重症感染症にかかっている。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、メルファランと併用し、1日1回24時間かけて点滴で静脈内に注射します。これを2日間連続で行い、5日間休薬した後、さらに2日間連続で静脈内に点滴で注射します。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、口内炎、嘔吐、下痢、食欲不振などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、寒気、体がだるい[感染症]
  • 突然の高熱、喉の痛み、鼻血、歯ぐきの出血、めまい[骨髄抑制]
  • 痰と一緒に血が出る、吐いた物に血が混じる、便に血が混じる[出血]
  • 息苦しい、体重が増える、むくみ[肺水腫、浮腫、体液貯留]
  • 尿量が減る、むくみ、体がだるい[腎機能障害]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。