くすりのしおり

注射剤
2019年2月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
テイコプラニン点滴静注用200mg「F」
 主成分:
テイコプラニン(Teicoplanin)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

感染症の治療に用いるグリコペプチド系の抗生物質で、細菌の細胞壁の合成を阻害することにより抗菌作用を示します。
通常、敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、肺炎、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。難聴、腎障害、肝障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は初日1日2回、以後1日1回30分以上かけて点滴で静脈内に注射します。乳児、幼児または小児は12時間間隔で3回、以後24時間ごとに、新生児(低出生体重児を含む)は24時間ごとに、いずれも30分以上かけて点滴で静脈内に注射します。
  • 具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発熱、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 血管浮腫、呼吸困難、顔面蒼白[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • めまい、耳鳴、聴力低下[第8脳神経障害]
  • 発熱、全身の赤い発疹、水疱[皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、紅皮症]
  • のどの痛み、頭痛、四肢などの皮下出血[無顆粒球症、白血球減少、血小板減少]
  • 尿量減少、むくみ、頭痛[急性腎不全]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。