くすりのしおり

内服剤
2019年2月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ベンズブロマロン錠50mg「杏林」
 主成分:
ベンズブロマロン(Benzbromarone)
 剤形:
白色〜淡黄色の錠剤、直径8.1mm、厚さ2.1mm
 シート記載:
(表)ベンズブロマロン 50mg「杏林」、ベンズブロマロン、50、PH 308
(裏)Benzbromarone 50mg、50、尿酸排泄薬、ベンズブロマロン 50mg「杏林」

この薬の作用と効果について

腎尿細管での尿酸の再吸収を抑制し、尿酸の尿中排泄を促すことにより、高尿酸血症をを改善します。
通常、痛風、高尿酸血症を伴う高血圧症の改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎結石がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 痛風:通常、成人は1回主成分として25mgまたは50mgを1日1回から服用を開始し、その後維持量として1回1錠(主成分として50mg)を1日1〜3回服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。
    高尿酸血症を伴う高血圧症:通常、成人は1回1錠(50mg)を1日1〜3回服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。
    本剤は1錠中に主成分を50mg含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気が付いた時できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は1回飛ばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 飲み始めの6か月間は、定期的に肝機能検査が行われます。また、それ以降も定期的に行われることがあります。
  • 尿が酸性の場合、尿酸結石や血尿、腎仙痛などを起こしやすいので、これを防ぐために水分を多めに取って尿量の増加やアルカリ化をはかるようにしてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、かゆみ、発疹、蕁麻疹、顔面発赤、紅斑、黄疸などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や粘膜などの黄染[重篤な肝障害]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。