くすりのしおり

内服剤
2019年2月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
カンデサルタン錠2mg「FFP」[高血圧症]
 主成分:
カンデサルタン シレキセチル(Candesartan cilexetil)
 剤形:
白色〜帯黄白色の錠剤、直径約7.0mm、厚さ約2.7mm
 シート記載:
(表)カンデサルタン 2mg「FFP」、2mg、血圧降下剤
(裏)Caldesartan 2mg「FFP」、カンデサルタン、2mg

この薬の作用と効果について

昇圧物質であるアンジオテンシンIIの受容体に拮抗することにより、血圧を下げます。
通常、高血圧症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 高血圧症:通常、成人は1回2〜4錠(主成分として4〜8mg)を1日1回服用します。必要に応じて6錠(12mg)まで増量されます。腎障害がある場合は、1日1回1錠(2mg)から服用を開始し、必要に応じて4錠(8mg)まで増量されます。
    腎実質性高血圧症:通常、成人は1回1錠(2mg)を1日1回から服用を開始し、必要に応じて4錠(8mg)まで増量されます。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • めまいやふらつきなどがあらわれることがありますので、高所作業、車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、湿疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、めまい、ふらつき、立ちくらみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔面、口唇、舌、咽・喉頭の腫れ、蕁麻疹[血管浮腫]
  • 冷汗、吐き気、意識がなくなる[ショック、失神、意識消失]
  • 尿量減少、むくみ、頭痛[急性腎障害]
  • 手足や唇のしびれ、筋力の減退、手足の麻痺[高カリウム血症]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や粘膜などの黄染(黄色くなる)[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。