くすりのしおり

内服剤
2018年10月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ロサルタンカリウム錠25mg「FFP」
 主成分:
ロサルタンカリウム(Losartan potassium)
 剤形:
白色の錠剤、直径5.6mm、厚さ3.1mm
 シート記載:
(表)ロサルタンカリウム25mg「FFP」、25mg「FFP」、ロサルタンカリウム
(裏)Losartan Potassium 25mg「FFP」、ロサルタンカリウム、25mg

この薬の作用と効果について

血管を収縮して血圧を上げる体内の物質であるアンジオテンシンII受容体に拮抗し、血圧を下げ、また蛋白尿を減らすなど腎臓を保護し、腎臓の悪化を抑えます。
通常、高血圧症、高血圧および蛋白尿を伴う2型糖尿病における糖尿病性腎症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害や腎障害、脳血管障害(脳卒中など)を起こしたことがある。
  • 妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 高血圧症:通常、成人は1回1〜2錠(主成分として25〜50mg)を1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減され、1日4錠(100mg)まで増量されることがあります。
    高血圧および蛋白尿を伴う2型糖尿病における糖尿病性腎症:通常、成人は1回2錠(主成分として50mg)を1日1回服用しますが、血圧値により1日4錠(100mg)まで増量されることがあります。過度の血圧低下を起こすおそれがある場合は1回1錠(25mg)から開始されます。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 血圧低下により、めまい、ふらつきなどがあらわれることがありますので、高所作業、車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、頭痛、めまい、嘔吐・吐き気、ほてり、低血圧、無力症/疲労などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • じんま疹、呼吸困難、むくみ[アナフィラキシー]
  • 顔・唇・舌・のどがはれる[血管浮腫]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[急性肝炎または劇症肝炎]
  • 尿量減少、全身のむくみ[腎不全]
  • 冷汗、吐き気、気を失う[ショック、失神、意識消失]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。