くすりのしおり

内服剤
2018年10月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ザルトプロフェン錠80mg「YD」
 主成分:
ザルトプロフェン(Zaltoprofen)
 剤形:
白色の錠剤、直径約7mm、厚さ約3.5mm
 シート記載:
(表)ザルトプロフェン錠80mg「YD」、80mg、ザルトプロフェン
(裏)ZALTOPROFEN 80mg、ザルトプロフェン錠80mg「YD」、80mg、鎮痛消炎剤、YD 662

この薬の作用と効果について

炎症を引きおこすプロスタグランジンの生合成を抑え、炎症に伴う腫れや痛みをやわらげる作用があります。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群の消炎・鎮痛、手術後、外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍、血液異常、肝障害、腎障害、心機能不全、アスピリン喘息またはこの既往歴がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として80mg)を1日3回服用します。頓用の場合は、1回1〜2錠(80〜160mg)を服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、胃不快感、胃痛、吐き気、下痢、胸やけ、発疹、皮疹、光線過敏症、湿疹、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、血圧低下、発疹[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 尿量が減る、むくみ、頭痛[急性腎不全、ネフローゼ症候群]
  • からだがだるい、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害]
  • みぞおちの痛みや圧痛、吐き気・嘔吐、下血[消化性潰瘍、小腸・大腸潰瘍、出血性大腸炎]
  • 発熱、頭痛、鼻血・歯ぐきから出血する[無顆粒球症、白血球減少、血小板減少]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。