くすりのしおり

内服剤
2019年10月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ベニジピン塩酸塩錠4mg「YD」
 主成分:
ベニジピン塩酸塩(Benidipine hydrochloride)
 剤形:
黄色の錠剤、直径約7mm、厚さ約3.1mm
 シート記載:
(表)ベニジピン塩酸塩錠4mg「YD」、ベニジピン、4mg、YD 668
(裏)BENIDIPINE HYDROCHLORIDE 4mg、ベニジピン塩酸塩「YD」、4mg、高血圧・狭心症治療剤

この薬の作用と効果について

Caチャネル遮断作用により血管を拡げ、血圧を下げます。また、心臓の血管を拡げて胸痛を改善したり予防したりします。
通常、高血圧症、腎実質性高血圧症、狭心症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心原性ショックがある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 高血圧症、腎実質性高血圧症:通常、成人は1回主成分として2〜4mgを1日1回朝食後に服用します。年齢・症状により増減されまが、効果不十分な場合には2錠(主成分として8mg)まで増量されます。重症高血圧症には1回1〜2錠(4〜8mg)を1日1回朝食後に服用します。
    狭心症:通常、成人は1回1錠(4mg)を1日2回朝・夕食後に服用しますが、年齢・症状により増減されます。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時できるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合には忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 血圧低下により、めまいやふらつきなどがあらわれることがありますので、高所作業、車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。
  • グレープフルーツジュースは薬の作用を強めることがありますので、同時に服用しないでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、動悸、顔面紅潮、頭痛、発疹、かゆみ、光線過敏症、女性化乳房などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる)[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。