くすりのしおり

内服剤
2018年3月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ロピニロール徐放錠8mg「共創未来」
 主成分:
ロピニロール塩酸塩(Ropinirole hydrochloride)
 剤形:
赤褐色の錠剤、長径12.6mm、短径6.9mm、厚さ6.4mm
 シート記載:
(表)ロピニロール徐放錠8mg「共創未来」、ロピニロール徐放錠8mg
(裏)ROPINIROLE CR 8mg「KYOSOMIRAI」、ロピニロール徐放錠「共創未来」、8mg

この薬の作用と効果について

ドパミンD2受容体を刺激することにより抗パーキンソン病作用を示し、ふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅くなる、姿勢障害などの症状を改善します。
通常、パーキンソン病の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。幻覚、妄想などの精神症状または既往歴がある。心臓に障害または既往歴がある。低血圧症。腎臓に障害がある。肝臓に障害がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人はロピニロールとして1日1回2mgから始め、2週目には4mg/日を服用します。以後経過観察しながら、必要に応じ2mg/日ずつ1週間以上の間隔で増量されますが、いずれの場合も1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、ロピニロールとして1日量16mgを超えることはありません。本剤は1錠中にロピニロールとして8mg含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 空腹時に飲むと吐き気、嘔吐などが起こることがあるので、できるだけ食後に飲んでください。
  • できるだけ毎日同じ時間帯に飲んでください。
  • 本剤は徐放性製剤であるため、噛んだり、割ったり、砕いたりせずにそのまま服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近いときは1回とばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で急に減らしたり、飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気、前兆のない急な眠り込みが現れることがありますので、自動車の運転、機械の操作、高所での作業など危険を伴う作業は行わないようにしてください。
  • めまい、立ちくらみ、ふらつきがみられることがあります。このような症状があらわれたら医師に相談してください。
  • 社会的に不利な結果を招くにもかかわらず持続的にギャンブルを繰り返したり、病的に性欲が亢進することなどが報告されているので、このような症状があらわれた場合には医師に相談してください。
  • 便の中にこの薬が見つかった場合は、医師に相談してください。十分な効果が得られないことがあります。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、傾眠、ジスキネジー、悪心、便秘などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 前兆のない急な眠り込み、意識がぼんやりして睡眠に近い状態[突発的睡眠、極度の傾眠]
  • 現実にはない物が見えたり聞こえたりする、根拠のない主観的な思い込み、考えがまとまらない[幻覚、妄想、興奮、錯乱、せん妄]
  • 高熱、意識障害、高度の筋硬直、不随意運動、ショック症状[悪性症候群]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。