くすりのしおり

内服剤
2017年8月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
プレトモール錠50
 主成分:
シロスタゾール(Cilostazol)
 剤形:
白色の錠剤、直径7.0mm、厚さ2.6mm
 シート記載:
(表面耳部)プレトモール50(裏面耳部)Pletmol 50
(表面本体)旭化成ファーマ、プレトモール50(裏面本体)プレトモール、50mg

この薬の作用と効果について

抗血小板剤です。血液が固まるのを防ぎ、血管を広げ、血液の流れをよくして、足の痛みや冷えなどの症状を改善する働きや、脳梗塞の症状が落ち着いたあとの再発を抑える働きがあります。
通常、慢性動脈閉塞症に基づく潰瘍、疼痛および冷感などの虚血性諸症状の改善、脳梗塞(心原性脳塞栓症を除く)発症後の再発抑制に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(血友病、毛細血管脆弱症、喀血、頭蓋内・消化管・尿路・硝子体の出血など)、うっ血性心不全である、手術や抜歯を予定している。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回2錠(主成分として100mg)を1日2回服用します。服用する量は年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気づいた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服薬予定が近い場合は、その回は飛ばして、次の服薬予定に従ってください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • グレープフルーツジュースと同時に飲むと薬の作用が強くなるおそれがありますので、一緒には飲まないでください。
  • 出血した場合、血が止まりにくくなっています。出血が長引く場合やけがの範囲が大きい場合は、直ちに近くの病院を受診してください。
  • 手術や歯の治療など、他の医師を受診する場合、必ずこの薬を飲んでいることを医師に伝えてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、頭痛・頭重感、頻脈、腹痛、吐き気・嘔吐、めまい、動悸、下痢、発疹、貧血、心房細動・上室性頻拍・上室性期外収縮・心室性期外収縮などの不整脈、皮疹、かゆみ、蕁麻疹、光線過敏症(直射日光を浴びた部分にできる発疹)、紅斑などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、全身のむくみ、急激な前胸部の圧迫感・胸痛、動悸・息切れ[うっ血性心不全、心筋梗塞、狭心症、心室頻拍]
  • 頭痛、意識障害、腹痛[出血(脳出血などの頭蓋内出血、肺出血、消化管出血、鼻出血、眼底出血など)]
  • 頭痛・のどの痛み、筋肉痛、寒気や震えを伴って高熱が出る[汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。