くすりのしおり

内服剤
2016年12月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
クロピドグレル錠25mg「三和」
 主成分:
クロピドグレル硫酸塩(Clopidogrel sulfate)
 剤形:
白色〜微黄白色の錠剤、直径6.6mm、厚さ3.4mm
 シート記載:
クロピドグレル錠25mg「三和」、クロピドグレル、25mg、CLOPIDOGREL 25 “SANWA”、クロピドグレル25mg「三和」、抗血小板剤

この薬の作用と効果について

血小板の活性化に基づく血小板凝集を抑制して血栓形成を抑え、血管がつまらないようにします。
通常、虚血性脳血管障害(心原性脳塞栓症を除く)後の再発抑制と、経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される急性冠症候群、安定狭心症、陳旧性心筋梗塞と、末梢動脈疾患における血栓・塞栓形成の抑制に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している、抜歯や手術を予定している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 虚血性脳血管障害(心原性脳塞栓症を除く)後の再発抑制:通常、成人は1回3錠(クロピドグレルとして75mg)を1日1回服用しますが、年齢・体重・症状により1回2錠(50mg)を1日1回服用となることがあります。
    経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される急性冠症候群、安定狭心症、陳旧性心筋梗塞:通常、成人は服用開始日に1回12錠(クロピドグレルとして300mg)を1日1回服用し、その後維持量として1日1回3錠(75mg)を服用します。
    末梢動脈疾患における血栓・塞栓形成の抑制:通常、成人は1回3錠(クロピドグレルとして75mg)を1日1回服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 空腹時の服用は避けてください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点でできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に通常飲む時間が近い場合は1回とばして、次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、出血、黄疸、吐き気・嘔吐、食欲不振などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 突然の激しい頭痛、吐き気・嘔吐、顔や手足の片側麻痺[頭蓋内出血]
  • 下血(黒色便、血便)、吐血、視力障害、関節痛[胃腸出血、眼底出血、関節血腫]
  • 全身倦怠感、吐き気、皮膚や結膜などが黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 全身倦怠感、紫斑(皮膚のあざ)、食欲不振[血栓性血小板減少性紫斑病]
  • のどの痛み、発熱(高熱)、鼻血・歯ぐきや皮下の出血[血小板減少、無顆粒球症、再生不良性貧血を含む汎血球減少症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。