くすりのしおり

内服剤
2016年4月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
カンデサルタン錠4mg「三和」
 主成分:
カンデサルタン シレキセチル(Candesartan cilexetil)
 剤形:
白色〜帯黄白色の割線入錠剤、直径7.0mm、厚さ3.3mm
 シート記載:
カンデサルタン4mg「三和」、カンデサルタン、4、4mg、Sc242、CANDESARTAN 4 “SANWA”、血圧を下げるお薬です

この薬の作用と効果について

血管を収縮して血圧を上げたり、心不全を悪化させたりする体内の物質であるアンジオテンシンIIの受容体に拮抗し、末梢血管の抵抗を低下させて血圧を下げたり、心不全の予後を改善したりします。
通常、高血圧症、腎実質性高血圧症、軽症〜中等症の慢性心不全の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 高血圧症:通常、成人は1回1〜2錠(主成分として4〜8mg)を1日1回服用し、必要に応じて1日1回3錠(12mg)まで増量されます。ただし、腎障害がある場合は、1日1回0.5錠(2mg)から服用を開始し、必要に応じて1日1回2錠(8mg)まで増量されます。
    腎実質性高血圧症:通常、成人は1回0.5錠(主成分として2mg)を1日1回から服用を開始し、必要に応じて1日1回2錠(8mg)まで増量されます。
    慢性心不全(軽症〜中等症):通常、成人は1回1錠(主成分として4mg)を1日1回から服用を開始し、必要に応じて1日1回2錠(8mg)まで増量されます。なお、原則として、アンジオテンシン変換酵素阻害剤以外の治療は継続されます。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点でできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に通常飲む時間が近い場合は1回とばして、次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 血圧低下により、めまい、ふらつきが現れることがありますので、車の運転や高い所での作業など危険を伴う機械の操作には注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、湿疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • まぶた・口唇・舌の腫れ、蕁麻疹、呼吸困難[血管浮腫]
  • 冷汗、吐き気、気を失う[ショック、失神、意識消失]
  • 尿量減少、むくみ、のどの渇き[急性腎不全]
  • 手足や唇のしびれ、筋力の減退、手足の麻痺[高カリウム血症]
  • 全身倦怠感、吐き気、皮膚や結膜などが黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。