くすりのしおり

注射剤
2018年12月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
オザグレルNa点滴静注40mg「IP」
 主成分:
オザグレルナトリウム(Ozagrel sodium)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

トロンボキサン合成酵素を選択的に阻害して、トロンボキサンA2の産生を抑制し、プロスタサイクリンの産生を促進して、両者のバランス異常を改善するとともに血小板凝集抑制作用を示します。
通常、クモ膜下出血術後の脳血管攣縮およびこれに伴う脳虚血症状、脳血栓症(急性期)に伴う運動障害の改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(出血性脳梗塞、硬膜外出血、脳内出血、原発性脳室内出血)、脳塞栓症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • クモ膜下出血術後の脳血管攣縮およびこれに伴う脳虚血症状の改善:通常、成人は24時間かけて静脈内に注射します。
    脳血栓症(急性期)に伴う運動障害の改善:通常、成人は2時間かけて1日2回静脈内に注射します。
  • いずれの場合も、通常、2週間連続して注射します。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、じんましん、紅斑、喘息(様)発作、かゆみ、貧血、吐き気、下痢、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 頭痛、皮下出血、血便、血尿[出血]
  • 血圧低下、呼吸困難、冷感[ショック、アナフィラキシー]
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白眼が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 鼻血、歯茎の出血[血小板減少]
  • 頭痛、発熱、寒気[白血球減少、顆粒球減少]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。