くすりのしおり

注射剤
2017年9月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ロイナーゼ注用10000
 主成分:
L-アスパラギナーゼ(L-Asparaginase)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

血中のアスパラギンを枯渇させ、腫瘍細胞の蛋白合成を阻害することで、腫瘍細胞を死滅させます。
通常、急性白血病や悪性リンパ腫の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。膵炎を起こしている、または過去に起こしたことがある。肝障害、腎障害、骨髄機能抑制がある。感染症にかかっている。水痘にかかっている。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、静脈内に点滴するか、筋肉内に注射します。
  • 注射の間隔は、一緒に使用する他の薬や、症状・状態により異なりますので、具体的な使用期間については、医師に確認してください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、吐き気、嘔吐、食欲不振、発熱、高アンモニア血症、ショックなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 寒気がする、動悸がする、冷や汗、血の気が引く[ショック、アナフィラキシー]
  • 頭痛、吐き気・嘔吐、しゃべりにくい[脳出血、脳梗塞、肺出血などの重篤な凝固異常]
  • 発熱、吐き気・嘔吐、急に激しくおなかが痛む[重篤な急性膵炎]
  • からだがだるい、体重が減る、口やのどの渇き[膵内分泌機能障害(膵ランゲルハンス島炎)による糖尿病]
  • 意識がうすれる、考えがまとまらない、羽ばたくような手のふるえ[意識障害を伴う高アンモニア血症]
  • けいれん、視力障害、判断力の低下[脳症(可逆性後白質脳症症候群を含む)、昏睡、意識障害、見当識障害など]
  • からだがだるい、食欲不振、白目が黄色くなる[肝不全などの重篤な肝障害]
  • 嘔吐、意識がなくなる、頭痛[脳の器質的障害]
  • からだがだるい、発熱、鼻血[骨髄抑制]
  • かぜのような症状、からだがだるい、発熱[肺炎、敗血症などの重度の感染症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。