くすりのしおり

外用剤
2017年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
タプロスミニ点眼液0.0015%
 主成分:
タフルプロスト(Tafluprost)
 剤形:
無色澄明の点眼剤、0.3mL、(容器)無色透明、(ラベル)白色(表)、赤色(裏)
 シート記載:

この薬の作用と効果について

プロスタノイドFP受容体を刺激することによって房水の流出を促進し、眼圧を下げます。
通常、緑内障、高眼圧症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。無水晶体眼または眼内レンズ挿入眼である。気管支喘息またはその既往歴、眼内炎(虹彩炎、ぶどう膜炎)がある。コンタクトレンズを使っている。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1回1滴を1日1回点眼します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • まず手をせっけんと流水でよく洗います。次に容器の先端(薬液が入っていない部分)をねじって取りはずし、点眼する前に1〜2滴捨ててください。下まぶたを下にひき、容器の先がまぶたの縁やまつげに触れないように点眼します。点眼後はまぶたを閉じ、1〜5分間目がしらを指先でおさえてください。あふれた液は、すぐにぬらしたガーゼやティッシュで拭き取るか、目を閉じて洗顔してください。点眼後、一度容器の先端を取りはずしたものは、薬液が残っていてもあとで点眼せず、必ず捨ててください。他の点眼液も使う場合は、5分以上間隔をあけてください。
  • 点眼し忘れた場合は、その日のうちであれば、すぐに1回分を点眼してください。翌日に気づいた場合には、前日の分は点眼せず、通常どおり1回1滴を1日1回点眼してください。1日に2回点眼したり、1回に2滴点眼してはいけません。
  • 誤って多く点眼した場合は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で点眼するのを止めないでください。

生活上の注意

  • 点眼後、一時的に目がかすむことがありますので、症状が回復するまでは、機械類の操作や自動車などの運転は行わないでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、結膜充血、まつげの異常(まつげが長く、太く、多くなるなど)、眼のかゆみ、眼刺激感、眼瞼色素沈着(眼の周りが黒ずむ)、角膜上皮障害(眼痛、見えにくい、眼の異物感)、眼瞼の多毛症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 瞳の色に変化が見られる[虹彩色素沈着]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで保管してください。
  • アルミ袋開封前は、必ず冷蔵庫(2〜8℃)に保管してください。
  • アルミ袋開封後は、遮光袋に入れて、冷蔵庫(2〜8℃)で保管し、1年以内に使用してください。遮光袋に入れて、室温で保管した場合には、1カ月以内に使用してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。