くすりのしおり

内服剤
2013年6月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
リセドロン酸Na錠17.5mg「NP」
 主成分:
リセドロン酸ナトリウム水和物(Sodium risedronate hydrate)
 剤形:
淡紅色の錠剤、長径8.1mm、短径4.6mm
 シート記載:
(表)SODIUM RISEDRONATE TABLETS 17.5mg「NP」、リセドロン酸Na錠17.5mg「NP」、週1回1錠のむ薬です、(裏)リセドロン酸Na錠17.5mg「NP」、のみ方、のみ忘れた時、骨粗しょう症の薬

この薬の作用と効果について

破骨細胞による骨吸収を抑えて、骨密度と骨強度を高め、骨折しにくくします。
通常、骨粗鬆症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。食道通過障害、低カルシウム血症、服用時に立位あるいは坐位を30分以上保てない、腎障害がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠(リセドロン酸ナトリウムとして17.5mg)を1週間に1回、起床後、最初の飲食の前にコップ1杯(180mL)程度の水とともに服用します。服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲料(カルシウム、マグネシウムなどの含有量が特に高いミネラルウォーターを含む)や食物、他の薬をとらないでください。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 口や喉を刺激する可能性があるので、かんだり、なめたりせずに、寝る前や寝たままで飲まないでください。
  • 毎週同じ曜日に服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時までに何も飲食物をとっていなければ、できるだけ早く一回分を飲んでください。飲食物をとったあとならば、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、翌日起床時に1回分を飲んでください。次回はあらかじめ決まった曜日に飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • この薬の服用中は口腔内を清潔に保ち、できるだけ口腔内の感染を避けてください。歯や歯茎の異常を認めた場合はこの薬の服用を中止し、直ちに歯科または口腔外科を受診してください。
  • 歯科を受診する場合には、この薬を服薬中であることを歯科医師にお伝えください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、胃不快感、便秘、上腹部痛、吐き気、消化不良、かゆみ、発疹、貧血、めまい、紅斑、じんま疹、皮膚炎、血管浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 胸痛や腹痛、飲食物が飲み込みづらい、黒色便[上部消化管障害]
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 顎の疼痛、歯茎の腫脹、歯の動揺[顎骨壊死、顎骨骨髄炎]
  • 太ももや足の付け根の痛み[大腿骨転子下および近位大腿骨骨幹部の非定型骨折]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄する場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。