くすりのしおり

内服剤
2014年1月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
イノベロン錠100mg
 主成分:
ルフィナミド(Rufinamide)
 剤形:
淡赤色の割線入り錠剤、長径約10.2mm、短径約5.4mm、厚さ約4.0mm
 シート記載:
イノベロン100mg、E261

この薬の作用と効果について

中枢神経に作用して、てんかんの発作を抑えます。
通常、Lennox-Gastaut症候群における強直発作、脱力発作の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。先天性QT短縮症候群がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人および体重30.1kg以上の4歳以上の小児は、主成分として最初の2日間は1日400mgを1日2回に分けて食後に服用し、その後は2日ごとに1日用量として400mg以下ずつ徐々に増量されます。維持用量は体重30.1〜50.0kgの方は1日1,800mg、体重50.1〜70kgの方は1日2,400mg、体重70.1kg以上の方は1日3,200mgを、1日2回に分けて食後に服用します。なお、症状により維持用量を超えない範囲で適宜増減されますが、増量は2日以上の間隔をあけて1日用量として400mg以下ずつ行なわれます。
    通常、体重15.0〜30.0kgの4歳以上の小児は、主成分として最初の2日間は1日200mgを1日2回に分けて食後に服用し、その後は2日ごとに1日用量として200mg以下ずつ徐々に増量されます。維持用量は1日1,000mgを、1日2回に分けて食後に服用します。なお、症状により、1日1,000mgを超えない範囲で適宜増減されますが、増量は2日以上の間隔をあけて1日用量として200mg以下ずつ行なわれます。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合には、気がついた時点で次に飲むまで6時間以上あったらすぐに1回分を飲んでください。6時間以内の場合には飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下があらわれることがありますので、自動車の運転など危険を伴う操作は避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、傾眠、食欲減退、嘔吐、便秘、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発疹、発熱、リンパ節腫脹[過敏症症候群]
  • 発熱、眼充血、紅斑[皮膚粘膜眼症候群]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。