くすりのしおり

注射剤
2016年1月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ピペラシリンナトリウム注射用2g「日医工」
 主成分:
ピペラシリンナトリウム(Piperacillin sodium)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

ペニシリン系の抗生物質で、細菌の細胞壁合成を阻害することにより、殺菌的な抗菌作用を示します。
通常、血液感染症および呼吸器感染症、泌尿器感染症、胆道感染症、婦人科感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。伝染性単核球症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日2〜4回、静脈内に注射または点滴で静脈内に注射しますが、筋肉内に注射することもあります。通常、小児は1日2〜4回、静脈内に注射または点滴で静脈内に注射します。
  • 症状を見ながら使用期間を決めていきます。

生活上の注意

  • 臨床検査値に影響を与えることがありますので、臨床検査を受ける場合には、この薬を使用していることを必ず医師に伝えてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発熱、発疹、かゆみ、吐き気・嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、かゆみ、顔面蒼白[ショック、アナフィラキシー]
  • 高熱、眼球粘膜の充血、全身倦怠感[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症]
  • 尿量減少、手足や顔のむくみ、発熱[急性腎不全、間質性腎炎などの重篤な腎障害]
  • 全身倦怠感、高熱、歯ぐきの出血[汎血球減少症、無顆粒球症、血小板減少、溶血性貧血]
  • 頻回な下痢、腹痛、発熱[偽膜性大腸炎などの血便を伴う重篤な大腸炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。