くすりのしおり

注射剤
2016年8月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ジプレキサ筋注用10mg
 主成分:
オランザピン(Olanzapine)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

脳内の神経伝達物質の受容体に作用して、興奮、敵意、緊張感、攻撃的、イライラするなどの症状をやわらげます。
通常、統合失調症における興奮の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。昏睡状態にある。糖尿病またはその既往歴がある。糖尿病の家族がいる、血糖値が高い。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1日1回、筋肉内に注射します。効果が不十分な場合には同日中にさらに1回注射することがあります。
  • 具体的な使用期間については担当の医師にお聞きください。

生活上の注意

  • 眠気や、注意力・集中力・反射運動能力の低下などが現れることがありますので、注射のあとは高所での作業、自動車の運転など危険を伴う機械の操作はさけてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、傾眠、口渇、めまい、低血圧、頻脈(脈が速くなる)、徐脈(脈が遅くなる)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 口渇、多飲、多尿[高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡]
  • 脱力感、倦怠感、冷汗[低血糖]
  • 急激な発熱、脈が早くなる、筋肉のこわばり[悪性症候群]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
  • 発熱、咽頭痛、筋肉痛[無顆粒球症、白血球減少]
  • 発疹、発熱(38℃以上)、リンパ節のはれ[薬剤性過敏症症候群]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。