くすりのしおり

注射剤
2018年9月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アムビゾーム点滴静注用50mg
 主成分:
アムホテリシンB(Amphotericin B)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

感染症の原因となっている真菌(かびや酵母)やリーシュマニア原虫の細胞膜に作用し、細胞質成分を漏出させることで殺菌的に作用します。
通常、真菌血症・呼吸器真菌症・真菌髄膜炎・播種性真菌症、真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症、リーシュマニア症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。白血球を輸注する治療を受けている。大豆アレルギーがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1日1回、点滴で静脈内へ注射します。
  • 症状を見ながら投与の期間を決めていきます。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

副作用として、吐き気、嘔吐、寒気、発熱、下痢・軟便、腎機能障害(尿量減少、むくみ)、肝機能異常(全身倦怠感、食欲不振)、アレルギー反応、血管神経性浮腫(急に、くちびる、まぶた、舌、口の中、顔、首が大きくはれる)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔面蒼白、呼吸困難、蕁麻疹[ショック、アナフィラキシー]
  • のどの刺激される感じ、飲み込みにくい、呼吸困難[投与時関連反応]
  • 尿量減少、むくみ、頭痛[腎不全、中毒性ネフロパシーなどの重篤な腎障害]
  • 食欲不振、全身倦怠感、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる)[肝不全、黄疸、高ビリルビン血症などの重篤な肝機能障害]
  • 不整脈、全身倦怠感、脱力感[低カリウム血症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 注射をしている間に気分が悪くなったりした場合はすぐに申し出てください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。