くすりのしおり

注射剤
2013年3月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
パルクス注10μg[経上腸間膜動脈性門脈造影]
 主成分:
アルプロスタジル(Alprostadil)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

門脈造影をするときに、血管を拡張させて造影剤の働きを高めます。
通常、経上腸間膜動脈性門脈造影における造影能の改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心不全、出血(頭蓋内出血、消化管出血、喀血など)、出血傾向、緑内障、眼圧亢進、胃潰瘍またはその既往歴、間質性肺炎、腎不全、食道静脈瘤がある。
  • 妊娠または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、造影剤を注入する前に上腸間膜動脈内に注射します。
  • 門脈造影の検査時に使います。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、肝機能異常、吐き気、腹痛、腹部膨満感・不快感、嘔吐、発熱、胸部絞扼感(胸がしめつけられる感じ)、胸痛、喘息、腎不全の増悪、出血(鼻出血、眼底出血、結膜出血、皮下出血、血尿など)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 蕁麻疹、喉頭浮腫、呼吸困難[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 血圧低下、意識がなくなる[意識消失]
  • 動悸、胸苦しさ、呼吸困難[心不全、肺水腫]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎]
  • 胸痛、胸部圧迫感、冷や汗[心筋梗塞]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。