くすりのしおり

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ブスコパン注20mg
 主成分:
ブチルスコポラミン臭化物(Scopolamine butylbromide)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

抗コリン薬で、鎮痙作用、消化管運動抑制、胃液分泌抑制作用、膀胱内圧上昇抑制作用などがあり、消化管、尿路や膀胱などの筋肉のけいれんや過度の緊張による痛みを抑えます。
通常、胃・十二指腸潰瘍、食道痙攣、幽門痙攣、胃炎、腸炎、腸疝痛、痙攣性便秘、機能性下痢、胆のう・胆管炎、胆石症、胆道ジスキネギー、胃・胆のうの切除後の後遺症、尿路結石症、膀胱炎、器具挿入による尿道・膀胱痙攣、月経困難症、分娩時の子宮下部痙攣の治療、または、消化管のX線検査および内視鏡検査の前処置に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血性大腸炎(細菌性下痢)、緑内障、前立腺肥大による排尿障害、心疾患、麻痺性イレウス、甲状腺機能亢進症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は静脈内、皮下または筋肉内に注射します。
  • 症状をみながら使用期間を決めていきます。

生活上の注意

  • 検査終了後、しばらくは横になって体調に変化がないか注意してください。体を動かすときはゆっくりと行なってください。
    物がだぶって見えたり、目のかすみ、眠気、めまいなどの症状があらわれることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、口渇、眼の調節障害、動悸、顔面紅潮、めまい、発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 吐き気・嘔吐、悪寒、呼吸困難[ショック、アナフィラキシー様症状]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。