くすりのしおり

注射剤
2012年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
フラグミン静注5000単位/5mL[血液透析]
 主成分:
ダルテパリンナトリウム(Dalteparin sodium)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

出血のリスクを抑えながら血液を固まりにくくし、血栓ができるのを防ぎます。
通常、血液透析時、透析回路を循環している血液が固まるのを防ぐために用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(DIC以外)、ヘパリン起因性血小板減少症、肝障害またはその既往歴がある。
  • 妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、透析開始時に透析装置内1回注入し、開始後は専用の注入口(抗凝固薬注入ライン)より持続注入します。
  • 血液透析のときに使用します。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、出血性の副作用、かゆみ、発熱、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 浮腫、血圧低下、呼吸困難[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 頭痛、黒色便、鼻出血[出血]
  • 鼻血、歯ぐきの出血、あざができる[血小板減少]
  • 急な呼吸困難、意識障害、痙攣[血栓症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 外来透析患者さんは、穿刺部の止血の確認をしてから帰宅してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。