くすりのしおり

注射剤
2014年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ニトロール注5mgシリンジ
 主成分:
硝酸イソソルビド(Isosorbide Dinitrate)
 剤形:
注射剤
 シート記載:
ニトロール注5mgシリンジ

この薬の作用と効果について

体の血管を広げて心臓の負担を減らし、呼吸困難などの心不全症状を改善します。心臓の血管を広げて心臓の筋肉の酸素不足を改善し、胸がしめつけられるような痛み(狭心症)を抑えます。
通常、急性心不全(慢性心不全の急性増悪期を含む)、不安定狭心症の治療、冠動脈造影時の冠攣縮寛解に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、発しんやかゆみなどが出たことがある。低血圧、心原性ショック、Eisenmenger症候群、原発性肺高血圧症、右室梗塞、神経循環無力症、脱水症、閉塞隅角緑内障、頭部外傷、脳出血がある。シルデナフィルクエン酸塩(バイアグラ、レバチオ)、バルデナフィル塩酸塩水和物(レビトラ)、タダラフィル(シアリス、ザルティア、アドシルカ)やリオシグアト(アデムパス)を飲んでいる。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 心不全や狭心症:通常、静脈内に点滴します。
    冠動脈造影検査:通常、冠動脈の入り口に注入します。
  • 心不全や狭心症の症状をみながら使用する期間を決めていきます。
    冠動脈造影検査の際に使用します。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、血圧低下、めまい、動悸、四肢浮腫、頭痛、吐き気、嘔吐、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔や体が青白くなる、冷や汗がでる、めまいがする、息切れがする[ショック]
  • 胸がドキドキする、めまいがする、気をうしなう、息切れがする[心室細動、心室頻拍]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。