くすりのしおり

注射剤
2015年2月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ネオフィリン注250mg
 主成分:
アミノフィリン水和物(Aminophylline Hydrate)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

気管支平滑筋を弛緩させて気管支を広げるはたらきと心臓の収縮力を強めるはたらきがあります。
通常、気管支喘息、喘息性気管支炎、肺性心、うっ血性心不全、肺水腫、心臓喘息、チェーン・ストークス呼吸、閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎など)における呼吸困難、狭心症(発作予防)、脳卒中発作急性期の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性心筋梗塞、心筋障害、てんかん、甲状腺機能亢進症、急性腎炎、肝障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人1日1〜2回、静脈内に注射するか、点滴します。
    小児は投与間隔を8時間以上あけて静脈内に注射するか、点滴します。
  • 症状をみながら使用する期間を決めていきます。

生活上の注意

  • 喫煙や禁煙により薬の効果に影響を与えることがあります。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品は薬の代謝を促進して効果を弱めるおそれがあるので、摂取しないでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、かゆみ、蕁麻疹、紅斑、多形滲出性紅斑、固定薬疹、不機嫌、頭痛、不眠、いらいら感、めまい、耳鳴、振戦、しびれ、不随意運動、筋緊張亢進、顔面潮紅、動悸、頻脈、顔面蒼白、不整脈、吐き気、嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢、腹部膨満感、消化不良(胸やけなど)、しゃっくり、頻尿、貧血、むくみ、倦怠感、関節痛、発汗、胸痛、鼻出血、しびれ(口、舌周囲)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 蕁麻疹、顔面蒼白、冷汗、めまいがする、息が苦しい、息切れがする[ショック、アナフィラキシーショック]
  • 体がけいれんする、意識がもうろうとする、意識がなくなる[痙攣、意識障害、急性脳症]
  • 筋肉が痛い、手足に力がはいらない、尿が赤くなる[横紋筋融解症]
  • 胸やお腹が痛い、便が黒くなる、血をはく[消化管出血]
  • 息切れがする、顔が青白くなる、胸がドキドキする[赤芽球癆]
  • 体がだるい、はきけがする、食欲がない、体がかゆい、白目や体が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 息がはやくなる、のどがかわく、尿の量が多い、体がだるい[頻呼吸、高血糖症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。