くすりのしおり

注射剤
2012年6月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アザクタム注射用1g
 主成分:
アズトレオナム(Aztreonam)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

細胞壁合成阻害により殺菌作用を示し、細菌(バクテリア)が引き起こす感染症の治療に使う抗生物質です。通常、敗血症、肺炎、肺腫瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性期、慢性症)、尿道炎、子宮頚管炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆肝炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合繊炎、化膿性髄膜炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人または両親や兄弟が喘息、発疹やじんましんなどのアレルギー症状をおこしやすい体質である。腎臓疾患、十分な食事を摂取していない。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 成人:通常、1日2回から4回、静脈内、筋肉内に注射、あるいは点滴で静脈内に注射します。
    淋病、子宮頚管炎:通常、1日1回、静脈内、筋肉内に注射します。
    小児:通常、1日2回から4回、静脈内に注射、または点滴で静脈内に注射します。
    低出生体重児、新生児:通常、生後3日までは1日2回、4日以降は1日2回から3回、静脈内に注射、または点滴で静脈内に注射します。
  • 効果をみながら注射する期間を決めていきます。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、発熱、蕁麻疹、かゆみ、発赤などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗[ショック]
  • 尿の量が少なくなる[急性腎不全]
  • おなかが痛い、何回も下痢をする。便に血がまじる[大腸炎]
  • 高熱が出る、顔や体がまだらに赤くなり、水ぶくれができたりただれたりする、指でこすると皮膚の表面がはがれる[中毒性表皮壊死症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。