くすりのしおり

外用剤
2015年11月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ホクナリンテープ1mg
 主成分:
ツロブテロール(Tulobuterol)
 剤形:
白色の四隅が丸い四角形の粘着テープ剤
 シート記載:
(内袋に)ツロブテロール、HC781、1mg、ホクナリンテープ
(製品に)ホクナリン1、肺のイメージ図

この薬の作用と効果について

交感神経のβ2受容体を刺激することで気管支筋を拡張させます。
通常、気管支喘息、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺気腫の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難などの諸症状の改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。甲状腺機能亢進症、高血圧症、心疾患、糖尿病、アトピー性皮膚炎がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人と9歳以上の小児は2mgテープ、0.5〜3歳未満の小児は0.5mgテープ、3〜9歳未満の小児は1mgテープを、1日1回、胸部、背部または上腕部のいずれかに貼ります。本剤は1枚中に主成分1mgを含有します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 誤ってはがれた場合、医師または薬剤師に相談してください。
  • 患者用説明文書『ホクナリンテープの貼り方』をよく読んで使用してください。
  • 貼る場所を乾いたタオルなどでよく拭って、貼ってください。
  • テープの接着面に指がふれないように注意してください。接着面に指がふれるとうまく貼れないことがあります。
  • 貼ったあと、手のひらでしっかりまんべんなく押さえてください。
  • テープをはがしてしまうおそれのある子供に貼る場合は子供の手の届かないところに貼ってください。
  • 同じところに続けて貼ると、かゆくなったり、かぶれたりすることがありますので、新しいテープに貼りかえる時は、同じところを避けて貼ってください。
  • 傷口や湿疹のあるところには貼らないでください。
  • 貼り(貼りかえ)忘れた場合、気がついたらすぐに貼ってください。ただし、次の貼りかえは、医師に指示された間隔で行ってください。絶対に2回分を一度に貼ってはいけません。
  • 誤って多く貼った場合、すぐに薬をはがして医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、振戦(手足のふるえ)、動悸、かゆみ・貼った場所のかゆみ、接触性皮膚炎(発赤、かぶれ)、紅斑・貼った場所の紅斑、発疹、蕁麻疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、全身潮紅、蕁麻疹など[アナフィラキシー]
  • 手足のしびれまたは筋力減退、手足の麻痺、呼吸困難など[重篤な血清カリウム値の低下]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避け、袋のままで保管し、使用するときに袋から取り出してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。