くすりのしおり

内服剤
2015年11月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ホクナリンドライシロップ0.1%小児用
 主成分:
ツロブテロール塩酸塩(Tulobuterol hydrochloride)
 剤形:
白色顆粒状シロップ
 シート記載:
HC77(分包剤ヒートシールに表示)

この薬の作用と効果について

交感神経のβ2受容体を刺激することで気管支筋を拡張させます。
通常、気管支喘息、急性気管支炎、慢性気管支炎、喘息性気管支炎、肺気腫、珪肺症、塵肺症の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難などの諸症状の改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。甲状腺機能亢進症、高血圧症、心疾患、糖尿病がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、小児は1回ドライシロップ20mg/kg(主成分として0.02mg/kg)を1日2回、用時溶解して服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1g中に主成分1mgを含有します。1包(0.5g)中に主成分0.5mgを含有する分包品もあります。必ず指示された服用方法に従ってください。
    なお、標準投与量は、通常、次の1回用量を1日2回服用します。0.5〜3歳未満ドライシロップ0.125〜0.25g(主成分として0.125〜0.25mg)、3〜9歳未満0.25〜0.5g(0.25〜0.5mg)、9〜15歳0.5〜1g(0.5〜1mg)
  • 飲み忘れた場合、気がついたときにすぐに服用してください。ただし、次の服用時間が近い時は、忘れた分は服用せず、次から指示通り服用してください。絶対に2回分を一度に服用してはいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合、すぐに医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのをやめないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、手足のふるえ、動悸、かゆみ、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 手足のしびれまたは筋力減退、手足の麻痺、呼吸困難など[重篤な血清カリウム値の低下]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。