くすりのしおり

外用剤
2010年9月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ポステリザンF坐薬
 主成分:
大腸菌死菌浮遊液
ヒドロコルチゾン(Killed escherichia coli suspension
Hydrocortisone)
 剤形:
白色の坐剤
 シート記載:
ポステリザンF坐薬、1〜30℃に保管して下さい

この薬の作用と効果について

白血球遊走能を高めて局所感染防御作用を示し、肉芽形成促進作用および抗炎症作用により傷を早く治す作用があります。
通常、痔の症状(出血、痛み、腫れ、そう痒)、肛門部手術創の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。局所に結核性、化膿性感染症またはウイルス性疾患がある。局所に真菌症(カンジダ症、白癬など)がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1個を1日1〜3回肛門内に挿入します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 直腸にだけ使用し、内服しないでください。
  • 挿入し忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く挿入してください。2回分を一度に挿入してはいけません。
  • 誤って多く挿入した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 長期間にわたって使わなければならないときには、定期的に医師の診察を受けてください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で挿入するのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、皮膚の感染症、皮膚の刺激感、かゆみ、便意、適用部位不快感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • まぶしい、激しい眼痛、視力低下[緑内障、後嚢白内障]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて保管してください。
  • 体温で融けるように調製されているので、涼しい所(1〜30℃)に保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。