くすりのしおり

内服剤
2016年8月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ダイアート錠30mg
 主成分:
アゾセミド(Azosemide)
 剤形:
白色の割線入錠剤、長径10.2mm、短径4.6mm、厚さ3.0mm
 シート記載:
ダイアート錠30mg、ダイアート、30mg、Sc224、DIART30、利尿剤

この薬の作用と効果について

主に腎尿細管におけるNaやClの再吸収を抑制して、利尿作用を示すループ利尿剤で、尿を増加させ、体の過剰な水分や塩分を排出することにより、むくみを改善します。
通常、心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。無尿、肝性昏睡、体液中のナトリウム・カリウムが減少している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日1回2錠(主成分として60mg)を服用します。年齢・症状により適宜増減されます。
    必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時点でできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に通常飲む時間が近い場合は1回とばして、次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 夜間の休息が特に必要な場合には、夜間の排尿を避けるため、午前中に服用してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身倦怠感、手足の震え、脱力感[電解質異常(低カリウム血症、低ナトリウム血症など)]
  • のどの痛み、発熱(高熱)、筋肉痛[無顆粒球症、白血球減少]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。