くすりのしおり

内服剤
2011年12月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
トライコア錠80mg
 主成分:
フェノフィブラート(Fenofibrate)
 剤形:
白色〜微黄白色の錠剤、直径約8.5mm、厚さ約4.0mm
 シート記載:
トライコア錠 80mg

この薬の作用と効果について

血液中のコレステロールとトリグリセライド(中性脂肪)を低下させ、また、HDL−コレステロール(善玉コレステロール)を増加させる働きがあります。
通常、高脂血症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある、肝臓や腎臓に病気がある、胆のうに病気がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回主成分として106.6〜160mgを1日1回、食後に服用します。年齢・症状により適宜減量されます。本剤は1錠中に主成分80mgを含有します。1日160mgを超えることはありません。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 必ず指示に従い、飲むときはコップ1杯の水またはぬるま湯といっしょに飲んでください。
  • 飲み忘れた場合は、すぐに服用しないで次の服用時に決められた量を服用します。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 医師から食事療法や運動療法、その他の指示があれば、それに合わせた生活習慣を身につけるようにしてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、胃部不快感、吐き気、食欲不振、腹痛、発疹、かゆみ、蕁麻疹、多形紅斑、脱毛、光線過敏症、黄疸、全身倦怠感、筋肉痛、胆石症、胆のう炎などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 筋肉痛、脱力感、尿の色が赤色や褐色になる[横紋筋融解症]
  • 全身がだるい、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる[肝障害]
  • 上腹部または腰背部の激しい痛み、発熱、はきけ[膵炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。