くすりのしおり

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ハイドレアカプセル500mg
 主成分:
ヒドロキシカルバミド(Hydroxycarbamide)
 剤形:
帯紫赤色不透明/帯青緑色不透明のカプセル剤、0号硬カプセル
 シート記載:
(表)HYDREA500mg、BMS 303、 (裏)ハイドレアカプセル500mg、ハイドレア500mg

この薬の作用と効果について

細胞のDNA合成を阻害することにより未熟な骨髄の異常な増殖を抑えます。
通常、慢性骨髄性白血病、本態性血小板血症、真性多血症に使用されます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎臓や肝臓の機能が低下している。白血球など血液の検査値が低い。かぜのような症状がある。水ぼうそうにかかっている。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日1〜4カプセル(主成分として500〜2,000mg)を1〜3回に分けて服用します。
    寛解後の維持には1日1〜2カプセル(500mg〜1,000mg)を1〜2回に分けて服用します。血液所見・症状・年齢・体重により初回量、維持量を適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気づいた時点で決められた服用量を服用してください。飲み忘れた分はその日のうちであれば複数回分服用しても差し支えありませんが、絶対に2日分を一度に服用してはいけません。次回からは決められた時間に服用してください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 効果や副作用を確かめるために必ず定期的に受診してください。
  • 妊娠する可能性のある女性やパートナーが妊娠する可能性がある男性は、この薬を使用している間および使用後から一定期間は避妊してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹・皮疹、吐き気・嘔吐、貧血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、悪寒、咳、鼻水が出る、めまい、出血しやすい、血が止まりにくい、あざができる、体がだるい、疲れやすい、息切れ、のどの痛み[骨髄抑制]
  • 発熱、咳、胸や息が苦しくなる[間質性肺炎]
  • 下肢などの潰瘍[皮膚潰瘍]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。