くすりのしおり

内服剤
2013年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アストフィリン配合錠
 主成分:
ジプロフィリン(Diprophylline)
パパベリン塩酸塩(Papaverine hydrochloride)
ジフェンヒドラミン塩酸塩(Diphenhydramine hydrochloride)
エフェドリン塩酸塩(Ephedrine hydrochloride)
ノスカピン(Noscapine)
 剤形:
白色の錠剤、直径9.5mm、厚さ5.6mm
 シート記載:
(表)アストフィリン配合錠、E204
(裏)Asthphyllin Combi.T、アストフィリン配合錠、E204

この薬の作用と効果について

気管支平滑筋を弛緩させることにより気管支を広げ、気道の閉塞による苦しい呼吸を和らげます。咳を起こさせる脳の部位(咳中枢)の働きを抑えることにより、咳をしずめます。
通常、気管支喘息や気管支炎にともなう咳、気道閉塞症状の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、てんかん、前立腺肥大症などで排尿困難がある。以前にテオフィリンなどのキサンチン薬を飲んで、または注射を受けて、ショックやけいれんを起こしたり、意識を失ったことがある。以前にパパベリン製剤を飲んで、アレルギー性の肝障害を起こしたことがある。アドレナリンの注射を受けている。イソプレナリン塩酸塩を飲んだり、吸入したり、注射を受けている。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1〜2錠を1日2〜3回服用します。頓服する場合は、1〜2錠を発作が予想される時または就寝前に服用します。いずれも、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠くなることがありますので、自動車の運転など危険をともなう機械の操作を避けてください。
  • 飲酒により作用が強くなることがあるので、注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、アレルギー性の肝障害、発疹、心悸亢進(動悸)、頭痛、神経過敏、不眠、眠気、口渇、食欲不振、吐き気・嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
該当する記載事項はありません。
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。