くすりのしおり

内服剤
2014年11月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ワンアルファ錠1.0μg
 主成分:
アルファカルシドール(Alfacalcidol)
 剤形:
白色の錠剤、直径6.0mm
 シート記載:
ワンアルファ1.0μg

この薬の作用と効果について

肝臓で活性型のビタミンD3となり、腸管および骨などに作用し、腸管からのカルシウム吸収促進作用、骨塩溶解作用、骨形成作用などを示します。
通常、慢性腎不全、副甲状腺機能低下症、ビタミンD抵抗性クル病・骨軟化症におけるビタミンD代謝異常に伴う諸症状(低カルシウム血症、テタニー、骨痛、骨病変など)の改善や、骨粗鬆症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 骨粗鬆症:通常、主成分として1回、成人は0.5〜1.0μgを、小児は0.01〜0.03μg/kgを、1日1回服用します。年齢や症状により適宜増減されます。
    慢性腎不全
    :通常、主成分として1回、成人は0.5〜1.0μgを、小児は0.05〜0.1μg/kgを、1日1回服用します。年齢や症状により適宜増減されます。
    副甲状腺機能低下症、ビタミンD抵抗性クル病・骨軟化症
    :通常、主成分として1回、成人は1.0〜4.0μgを、小児は0.05〜0.1μg/kgを、1日1回服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状・病型により適宜増減されます。
    本剤は1錠中に主成分を1.0μg含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は1回飛ばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 担当の医師に相談せずにカルシウムやビタミンDを多く含む市販の薬やサプリメントを使用しないでください。カルシウムやビタミンDを必要以上に取り過ぎる心配があります。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、かゆみ、はきけ、食欲不振、下痢、便秘、胃痛、結膜充血、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 尿量減少、浮腫、全身倦怠感[急性腎不全]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、高温、湿気を避けて遮光して保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。