くすりのしおり

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アドエア250ディスカス28吸入用
 主成分:
サルメテロールキシナホ酸塩
フルチカゾンプロピオン酸エステル(Salmeterol xinafoate
Fluticasone propionate)
 剤形:
吸入剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

抗炎症作用とβ2受容体刺激作用により、気道の炎症を抑え長時間にわたり気管支を拡げることで発作や症状が出にくい状態を維持します。
通常、気管支喘息あるいは慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の治療に用いられます。既に起こった発作や急な症状の悪化を速やかに鎮める薬ではありません。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を吸入して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。結核、感染症や深在性真菌症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 気管支喘息:通常、成人は1回1吸入を1日2回吸入しますが、症状により適宜低用量製剤(100ディスカス、50エアゾール)あるいは高用量製剤(500ディスカス、250エアゾール)に切り替えられることがあります。
    慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎・肺気腫):通常、成人は1回1吸入を1日2回吸入します。
    いずれの場合も、必ず指示された吸入方法に従ってください。
  • なるべく同じ時間帯に吸入してください。
  • 使用説明書に書かれている「ディスカスの吸入方法」をよく読んで使用してください。
  • 口腔カンジダ症や声のかすれなどの予防のため、吸入後にうがいをしてください(うがいが困難な場合は口をすすいでください)。
  • 吸入を忘れた場合は、気がついた時点で1回分を吸入してください。ただし、1日2回を超えて吸入しないでください。2回分を一度に吸入してはいけません。
  • 誤って多く吸入した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で吸入するのを止めないでください。

生活上の注意

  • 喘息発作が起きた場合は、処方された発作止めの薬を使用するか、できるだけ早く近くの医療機関を受診してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、嗄声(声のかすれ)、口腔・咽頭カンジダ症、口腔・咽喉刺激感(違和感、痛み、不快感)、頭痛、発疹、じんましん、浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、じんましん、冷汗[ショック、アナフィラキシー]
  • 筋力の低下、四肢の麻痺、頻脈[血清カリウム値の低下]
  • 発熱、咳、息切れ[肺炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。