くすりのしおり

内服剤
2018年3月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
炭カル錠500mg「旭化成」
 主成分:
沈降炭酸カルシウム(Precipitated calcium carbonate)
 剤形:
白色の錠剤、直径9.5mm、厚さ5.1mm
 シート記載:
(表面耳部)炭カル500mg(裏面耳部)炭カル500mg
(表面本体)炭カル錠500、旭化成ファーマ(裏面本体)炭カル錠500、炭カル錠、500mg、α251

この薬の作用と効果について

不溶性カルシウム剤の一種で制酸作用を示します。
通常、胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む)における制酸作用と症状の改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。甲状腺機能低下症または副甲状腺機能亢進症である。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日2〜6錠(主成分として1〜3g)を3〜4回に分けて服用します。服用する量は年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気づいた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服薬予定が近い場合は、その回は飛ばして、次の服薬予定に従ってください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • ミルク−アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシスなど)があらわれることがありますので、牛乳を大量に飲みすぎないように注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、高カルシウム血症(のどや口が渇く、多飲、多尿)、アルカローシス(筋肉の緊張)、腎結石、尿路結石、吐き気、嘔吐、便秘、下痢、胃酸の反動性分泌(腹部不快感)、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
該当する記載事項はありません。
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。