薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 |
主成分: |
銅クロロフィリンナトリウム プロパンテリン臭化物 ケイ酸マグネシウム(Sodium copper chlorophyllin Propantheline bromide Magnesium silicate)
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シート記載: |
メサフィリン配合散、1g、Methaphyllin Combination Powder |
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この薬の作用と効果について
胃酸の分泌を抑え、胃酸を中和し、胃粘膜を保護し、その再生を促すことにより潰瘍を治癒します。 通常、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎の治療に用います。
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次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。
- 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、前立腺肥大による排尿障害、心臓が悪い、麻痺性の腸閉塞がある。
- 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
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用法・用量(この薬の使い方)
- 通常、成人は1回1gを1日3〜4回服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
- 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
- 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
- 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
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生活上の注意
- 光をまぶしく感じることや眠くなることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作を避けてください。
- この薬の服用中に便が緑色になることがありますが、この薬の成分によるもので心配ありません。
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この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
主な副作用として、発疹、口渇、便秘、下痢、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。 まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。 該当する記載事項はありません。 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
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保管方法その他
- 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
- 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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