くすりのしおり

外用剤
2014年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ニトロールスプレー1.25mg
 主成分:
硝酸イソソルビド(Isosorbide dinitrate)
 剤形:
スプレー剤
 シート記載:
ニトロールスプレー1.25mg、 1g中硝酸イソソルビド16.35mg含有、 100回用

この薬の作用と効果について

静脈を広げて心臓の負担を減らすとともに、冠動脈を広げて心筋の酸素不足を改善し、胸の重苦しい圧迫感やしめつけられるような胸痛を速やかに和らげます。
通常、狭心症発作の寛解に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。低血圧、心原性ショック、緑内障、貧血、頭部外傷、脳出血、肺高血圧症、心筋症がある。シルデナフィルクエン酸塩(バイアグラ、レバチオ)、バルデナフィル塩酸塩水和物(レビトラ)、タダラフィル(シアリス、ザルティア、アドシルカ)やリオシグアト(アデムパス)を飲んでいる。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1噴霧(主成分として1.25mg)を口腔内に噴霧します。なお、効果が不十分な場合には、1回1噴霧にかぎり追加します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 使用に先立って、初めて使用する際には2〜3回、3日以上間隔を空けて使用する場合には1回、容器を立てた状態で空吹きをして、霧状の噴霧液が出ることを確認してください。
  • 発作が起こったら容器を立てて持ち親指でスプレーしてください。口を大きく開けたまま息を止めた状態で、口から2cm以内に近づけて口内に噴霧し、すぐに口を閉じてください。この時、深く吸い込まないでください。
  • 火に近づけたり、目に向けて使わないでください。
  • 誤って多く使った場合は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

  • 注意力、集中力、反射運動能力などの低下が起こることがありますので、自動車の運転などの危険を伴う機械の操作を避けてください。
  • 飲酒によって、頭痛やめまい、立ちくらみなどが起こることがありますので十分注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、口内刺激、頭痛、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
該当する記載事項はありません。
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、保護キャップをした状態で室温で保管してください。温度45℃以上の場所には置かないでください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。