くすりのしおり

内服剤
2008年11月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ジュリナ錠0.5mg
 主成分:
エストラジオール(Estradiol)
 剤形:
明るい灰黄色の錠剤(直径:6mm、厚さ:2.85mm)
 シート記載:
表面:ジュリナ錠0.5mg、HM
裏面:ジュリナ錠0.5mg、Julina 0.5mg、0.5mg

この薬の作用と効果について

卵胞ホルモンの一種(エストラジオール)を補充することにより、卵胞ホルモン低下によって起こる症状を軽減します。また、骨の量の減少を抑制します。
通常、更年期障害および卵巣摘出による卵巣欠落症状に伴う、ほてり、発汗および腟の乾燥感、閉経後骨粗鬆症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。エストロゲン依存性の腫瘍(乳癌、子宮内膜癌など)およびその疑い、乳癌の既往歴、血栓性静脈炎や肺塞栓症またはその既往歴、動脈性の血栓塞栓疾患(冠動脈性心疾患、脳卒中など)またはその既往歴、肝障害、診断の確定していない異常性器出血がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 更年期障害や卵巣欠落症状に伴う症状:通常、成人は1回1錠(主成分として0.5mg)を1日1回服用しますが、1回2錠(1.0mg)に増量され1日1回服用することがあります。
    閉経後骨粗鬆症:通常、成人は1日2錠(主成分として1.0mg)を1日1回服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときに1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • セイヨウオトギリソウは薬の血中濃度を下げ、作用が弱まるおそれがあるので、これを含む食品はできるだけ避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、性器分泌物、乳房不快感、腹痛、性器出血、腹部膨満、乳頭痛、乳房痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 脚の痛み・浮腫、胸痛、息切れ[静脈血栓塞栓症、血栓性静脈炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。