くすりのしおり

内服剤
2017年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ジェニナック錠200mg
 主成分:
メシル酸ガレノキサシン水和物(Garenoxacin mesilate hydrate)
 剤形:
淡橙色の錠剤、直径約8.6mm、厚さ約4.7mm
 シート記載:
(表)ジェニナック、200mg、(裏)ジェニナック200mg、抗菌剤

この薬の作用と効果について

細菌の増殖に必要な酵素を阻害して殺菌的に作用するキノロン系の抗菌剤です。
通常、呼吸器感染症、耳鼻咽喉科領域感染症などの治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。てんかんなどの痙攣性疾患またはこれらの既往歴、低血圧、不整脈、糖尿病、重症筋無力症がある。
  • 妊娠および妊娠している可能性がある、授乳中。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回2錠(ガレノキサシンとして400mg)を1日1回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合には、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 意識障害などがあらわれることがあるので、自動車の運転などの危険を伴う機械の操作には十分に注意してください。
  • 動物実験で皮膚や粘膜(口腔内や粘膜)の赤紫色または紫色の可逆性着色が報告されています。このような症状に気づいたら、医師または薬剤師に相談してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、頭痛、下痢、腹痛、軟便、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、血圧低下、浮腫・発赤[ショック、アナフィラキシー]
  • 発熱、眼球粘膜の充血、皮膚症状(紅斑、水疱、びらん)[皮膚粘膜眼症候群]
  • 嘔気、めまい、失神[徐脈、洞停止、房室ブロック]
  • 動悸、脈がとぶ、胸の違和感[QT延長、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む)、心室細動]
  • 発汗、空腹感、手足の震え[低血糖]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。