くすりのしおり

内服剤
2007年10月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アテノロールドライシロップ10%「EMEC」
 主成分:
アテノロール(Atenolol)
 剤形:
白色の細粒
 シート記載:
(表面)アテノロールドライシロップ10%「EMEC」、0.5g
(裏面)アテノロールドライシロップ10%「EMEC」

この薬の作用と効果について

心筋選択性β受容体遮断剤で、血圧降下作用のほか、心拍数、心筋収縮力、心仕事量を下げて狭心症の発作を予防し、頻脈性不整脈を抑制します。
通常、本態性高血圧症(軽症〜中等症)、狭心症、頻脈性不整脈の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病、心臓疾患、低血圧、末梢循環障害、褐色細胞腫、喘息、腎障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回0.5g(主成分として50mg)を1日1回水に混ぜて服用します。年齢、症状により適宜増減されますが、最大用量は1日1回1g(主成分として100mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで、次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • めまい、ふらつきなどが起こることがありますので、高いところでの作業や自動車の運転など危険を伴う機械の作業には注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、めまい、けん怠感、発疹、そう痒、視力異常、霧視(かすみ目)、涙液分泌減少などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • けん怠感、呼吸困難、全身のむくみ[うっ血性心不全]
  • 徐脈、脈がとぶ、意識障害[徐脈、房室ブロック、洞房ブロック]
  • 立ちくらみ、めまい、失神[失神を伴う起立性低血圧]
  • 息切れ、呼吸困難、喘鳴(ヒューヒュー音)[呼吸困難、気管支痙攣]
  • 鼻や歯ぐきからの出血、あざ、皮下出血[血小板減少症、紫斑病]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。