くすりのしおり

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ミカルディス錠40mg
 主成分:
テルミサルタン(Telmisartan)
 剤形:
白色〜微黄色の割線入り錠剤、直径約8mm、厚さ約2.8mm
 シート記載:
(表)Micardis 40mg、ミカルディス 40mg、51H(裏)ミカルディス 40mg、Boehringer Ingelheim、astellas、高血圧治療剤

この薬の作用と効果について

血管内のアンジオテンシン受容体に作用して昇圧物質アンジオテンシンIIの血管収縮作用を抑え、血圧を下げます。
通常、高血圧症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、胆汁の分泌が悪い、糖尿病である。
  • 妊娠または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として40mg)を1日1回服用しますが、1回1/2錠(20mg)から開始され徐々に増量されます。年齢・症状により適宜増減されますが、1日最大量は2錠(80mg)までとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 食事の影響を受けるので、食前に服用している場合は毎食前に、食後に服用している場合は毎食後に服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、食前に服用している場合は、気がついた時点でできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合には、1回分をとばして、次の分からふだんの飲み方に戻してください。
    食後に服用している場合は、気がついたときに軽食をとり、その後に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は、血圧が下がってふらふらすることがあります。すぐに医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 血圧が下がり、めまい、ふらつきがあらわれることがあるので、高い所での作業や車の運転など危険を伴う機械操作には十分に注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、低血圧、めまい、ふらつき、発疹、頭痛、かゆみ、じん麻疹、紅斑などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • まぶた・唇・舌・のどの腫れ、呼吸困難、血圧低下[血管浮腫、アナフィラキシー]
  • 手や唇のしびれ、筋力の減退、手足の麻痺[高カリウム血症]
  • 冷感、嘔吐、意識を失う[ショック、失神、意識消失]
  • 脱力感、空腹感、冷汗[低血糖]
  • 尿量減少、むくみ、全身がだるい[腎機能障害]
  • 空咳、発熱、呼吸困難(労作時の息切れ)[間質性肺炎]
  • 脱力感、筋肉痛、褐色の尿[横紋筋融解症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。