薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
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主成分:
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ワルファリンカリウム(Warfarin potassium)
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剤形:
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淡黄色の錠剤、直径7.6mm、厚さ2.8mm
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シート記載:
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ワーファリン0.5mg、E255、Warfarin 0.5mg、ワーファリン、0.5
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この薬の作用と効果について
ビタミンKの働きを抑えて血液を固まりにくくし、血栓ができるのを防ぎます。 通常、静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、脳血栓症などの治療や予防に用いられます。
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次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。
- 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。カペシタビン(ゼローダ)を服用中、出血している、出血の可能性、肝障害・腎障害、手術または外傷直後、悪性腫瘍、出産や流産直後、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症がある。
- 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。
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用法・用量(この薬の使い方)
- この薬を1日に飲む錠数と回数は、血液凝固能検査(プロトロンビン時間、トロンボテスト、INR)などの結果に基づいて医師により決められます。必ず指示された服用方法に従ってください。
- 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、飲むべき時間から半日以上経過していたら、1回分を飛ばし、次から規則的に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
- 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
- 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
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生活上の注意
- 納豆、クロレラ、青汁などビタミンKを多く含む食品、セイヨウオトギリソウはこの薬の作用を弱めますので、これらを食べたり飲んだりしないでください。
- アルコールはこの薬の作用に影響を与えるおそれがありますので、過度の飲酒をひかえてください。
- この薬の服用中は出血が止まりにくくなっていますので、ケガをするおそれのある仕事や運動などを避けてください。
- 定期的に診察を受け、血液凝固能検査を受けてください。手術や抜歯をする時には、事前に担当の医師に相談してください。他院や他科に受診の際は、この薬の服用を医師、歯科医師、薬剤師に伝えてください。
- この薬は胎児に悪影響を与えるおそれがありますので、この薬の服用中は妊娠しないように注意してください。
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この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
主な副作用として、発疹、紅斑、じんま疹、皮膚炎、発熱、脱毛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。 まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
- 頭痛・胸痛・腹痛、黒色便・血便・血尿、歯肉出血・皮下出血[脳出血などの臓器内出血、粘膜出血、皮下出血など]
- 痛みのある平らな赤い発疹、点状出血、出血性水疱[皮膚壊死]
- 吐き気や嘔吐、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
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保管方法その他
- 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
- 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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